過去のセットアップドキュメント¶
システム条件¶
Sora iOS SDK を利用するアプリケーションの開発に必要なシステム条件を次に示します。
- iOS 14 以降 
- アーキテクチャ arm64 (シミュレーターの動作は未保証です) 
- Xcode 16.2 
- Swift 5.10 
- CocoaPods 1.15.2 以降 (Swift Package Manager を利用する場合は不要です) 
- WebRTC SFU Sora 2024.2.0 以降 
Xcode プロジェクトのセットアップ¶
概要¶
Sora iOS SDK は CocoaPods または Swift Package Manager を利用してアプリケーションに追加できます。
CocoaPods を利用する¶
Spec リポジトリを登録する (初回のみ)¶
Sora iOS SDK は専用の Spec リポジトリで配布しています。 CocoaPods を利用する際は、次の手順で Spec リポジトリをローカルの環境に登録してください。
- Spec リポジトリをローカルの Spec リポジトリに登録します。 - $ pod repo add sora-ios-sdk-specs https://github.com/shiguredo/sora-ios-sdk-specs.git 
- Spec のリストを更新します。 - $ pod repo update 
以上の操作が必要になるのは初回のみです。 プロジェクト生成のたびに実行する必要はありません。
Podfile を用意する¶
- 先頭に次の記述を追加します。 Sora iOS SDK の Spec リポジトリから検索するようにします。 - source 'https://cdn.cocoapods.org/' source 'https://github.com/shiguredo/sora-ios-sdk-specs.git' 
- Sora iOS SDK を利用するターゲットに - pod 'Sora', VERSIONの形式で- Soraライブラリを追加します。以下に例を示します。- source 'https://github.com/shiguredo/sora-ios-sdk-specs.git' source 'https://github.com/CocoaPods/Specs.git' platform :ios, '10.0' target 'SoraQuickStart' do use_frameworks! pod 'Sora', '2020.7' end 
- pod installを実行してライブラリをインストールします。
Swift Package Manager を利用する¶
パッケージを追加する¶
- Xcodeのメニューから[File]-[Add Packages...] を選択します 
- 検索ボックスに https://github.com/shiguredo/sora-ios-sdk を入力します 
 
- 利用するSDK のバージョンを選択して [Add Package]を選択します 
 
- Sora, WebRTC の両方を選択して [Add Package]を選択します 
 
カメラとマイクを許可する¶
ナビゲーターエリアからプロジェクトエディターの Info タブを開き Custom iOS Target Properties にカメラとマイクの用途を記述します。 この記述を追加しないとアプリケーションが強制終了するので、必ず記述してください。
※ Xcode13 以前からのプロジェクトを利用する場合は、Info.plist ファイルに以下の記述を追加してください。
- カメラの用途: "Privacy - Camera Usage Description" 
- マイクの用途: "Privacy - Microphone Usage Description" 
設定例:
