リリースノート¶
- CHANGE
後方互換性のない変更
- UPDATE
後方互換性がある変更
- ADD
後方互換性がある追加
- FIX
バグ修正
2024.3.0¶
- 日時:
2024-09-06
- 対応 Sora:
2024.1.0 以降
- 対応 iOS:
13.0 以降
- 対応 libwebrtc:
m127.6533.1.1
変更履歴¶
[CHANGE]
MediaChannelConfiguration
を非推奨にしましたSDK 内部では利用していないため非推奨としています
現在ご利用の方はこのクラス定義をご自分のプロジェクトにコピーしてご利用ください
[UPDATE] libwebrtc
m127.6533.1.1
にアップデートしました[UPDATE] SignalingOffer に
simulcast: Bool?
を追加しました[UPDATE] システム条件を変更しました
macOS 14.6.1 以降
Xcode 15.4
WebRTC SFU Sora 2024.1.0 以降
[FIX] SignalingConnect の
metadata
,signaling_notify_metadata
が未設定 (nil) の場合に{}
として送信されてしまう問題を修正しました未設定の場合は項目が含まれて送信されないように修正しました
この修正により、
Configuration.signalingConnectMetadata
の値が未指定の場合は Sora の認証ウェブフックにmetadata
,authn_metadata
の項目が送信されなくなりますこの修正により、
Configuration.signalingConnectNotifyMetadata
の値が未指定の場合は Sora のイベントウェブフックにmetadata
の項目が送信されなくなります修正前の動作を維持して
{}
を送信したい場合は、Configuration.signalingConnectMetadata
およびConfiguration.signalingConnectNotifyMetadata
に中身が空の Encodable プロトコルに準拠したオブジェクトを指定してください例)
configration.signalingConnectMetadata = [String: String]()
[FIX] 認証ウェブフック成功時に払い出された
simulcast
の値が反映されない不具合に対応しました[FIX] スポットライト機能が有効の条件で
WrapperVideoEncoderFactory
のサイマルキャスト機能が有効になる不具合を修正しました利用上に不具合はありませんが、意図しないエンコーダーの設定になっていたため修正しました
[FIX] TURN URI に IPv6 アドレスが設定されている場合に接続ができない不具合を修正しました
TURN URI 文字列に対して、内部処理で意図しないエスケープ処理が行われていた問題を修正しました
2024.2.0¶
- 日時:
2024-04-23
- 対応 Sora:
2023.2.0 以降
- 対応 iOS:
13.0 以降
- 対応 libwebrtc:
m122.6261.1.0
変更履歴¶
[CHANGE] シグナリング connect メッセージの libwebrtc に含まれるバージョン文字列を変更しました
Android とフォーマットを統一しました
"Shiguredo-build M122 (M122.1.0 6b419a0)" から "Shiguredo-build M122 (122.6261.1.0 6b419a0)" に変更されます
[UPDATE] libwebrtc を m122.6261.1.0 に更新しました
libwebrtc の AV1 デコード機能の脆弱性対応が含まれています
[UPDATE] システム条件を変更しました
macOS 14.4.1 以降
Xcode 15.3
Swift 5.10
2024.1.0¶
- 日時:
2024-02-26
- 対応 Sora:
2023.2.0 以降
- 対応 iOS:
13.0 以降
- 対応 libwebrtc:
m121.6167.4.0
変更履歴¶
[CHANGE] Sora 2022.1.0 にて
metadata_list
が廃止されたのに伴い、SignalingNotify
のmetadataList
を削除しました代わりに
SignalingNotify
のdata
で値を取得できます
[CHANGE] VideoView のバックエンドを RTCEAGLVideoView から RTCMTLVideoView に変更しました
libwebrtc のアップデートに伴い
RTCEAGLVideoView
がdeprecated
になったことに伴う修正です
[UPDATE] システム条件を変更しました
macOS 14.3.1 以降
WebRTC SFU Sora 2023.2.0 以降
CocoaPods 1.15.2 以降
Xcode 15.2
Swift 5.9.2
[UPDATE] CameraVideoCapturer のログを出力するようにしました
[UPDATE] libwebrtc のバージョンを 121.6167.4.0 に更新しました
HEVC (H.265) 対応パッチを含んだバージョンです
[UPDATE] 解像度に qHD (960x540) を追加しました
[UPDATE] CocoaPods を v1.15.2 に更新しました
[UPDATE] Sora 2023.2.0 で対応した
ForwardingFilter
のversion
とmetadata
を追加しました[ADD]
VideoCodec
にハードウェアアクセラレーターを利用した HEVC(H.265) の映像を送受信できるようにするコーデック指定H265
を追加しました[ADD] リソースの逼迫により、送信する映像の品質が維持できない場合に、解像度やフレームレートのどちらを維持するかを指定できる設定
degradationPreference
をWebRTCConfiguration
に追加しました詳細については CPU やネットワーク帯域等逼迫時における映像品質優先項目の設定 をご確認ください
[FIX]
ForwardingFilter
のaction
を未指定にできるように修正しました[FIX]
SignalingNotify
に項目を追加しましたsessionId
kind
destinationConnectionId
sourceConnectionId
recvConnectionId
sendConnectionId
streamId
2023.3.1¶
- 日時:
2023-10-24
- 対応 Sora:
2023.1.0
- 対応 iOS:
13.0 以降
- 対応 libwebrtc:
m116.5845.6.1
変更履歴¶
[FIX] AVCaptureDevice.Format の選択時にフレームレートを考慮するように修正しました
フレームレートに 60 を設定しても、 AVFrameRateRange が 1-30 の AVCaptureDevice.Format が選択されてしまうケースがあったため修正しました
修正前は、カメラから同じ解像度の AVCaptureDevice.Format が複数取得された場合、最初に解像度が一致した AVCaptureDevice.Format を選択しており、フレームレートが考慮されていなかったことが原因です
2023.3.0¶
- 日時:
2023-09-13
- 対応 Sora:
2023.1.0
- 対応 iOS:
13.0 以降
- 対応 libwebrtc:
m116.5845.6.1
変更履歴¶
[CHANGE]
@available(*, unavailable)
アトリビュートの項目を削除しましたSwift 5.9 以降
@available(*, unavailable)
アトリビュートが禁止されたことによる対応です削除した項目を利用していた場合ビルドエラーが発生するため 2023.3.0 で実施する利用不可項目の削除について を参照して対応をお願いします
[CHANGE]
@available(*, deprecated, ... )
としていた非推奨項目を削除する非推奨であった項目について削除に移行しました
削除した項目を利用していた場合ビルドエラーが発生するため 2023.3.0 で実施する利用不可項目の削除について を参照して対応をお願いします
[CHANGE]
PeerChannel.swift
とSignalingChannel.swift
のonConnectHandler
をonConnect
に置き換えました既に他のファイルでは名称変更を行なっていたがこのファイルのみ変更が行われていなかったため対応する
[UPDATE] WebRTC 116.5845.6.1 に対応しました
[FIX]
MediaChannel
のconnectionCount
,publisherCount
,subscriberCount
に値が設定されない不具合を修正しましたSora のシグナリングメッセージ、 channel_upstream_connections, channel_downstream_connections が廃止された契機で値が設定されなくなっていました
Sora のシグナリングメッセージ、channel_sendrecv_connections, channel_sendonly_connections, channel_recvonly_connections, channel_connections を元に値を設定するよう修正
2023.2.0¶
- 日時:
2023-08-01
- 対応 Sora:
2023.1.0
- 対応 iOS:
13.0 以降
- 対応 libwebrtc:
m115.5790.7.0
変更履歴¶
[UPDATE] WebRTC 115.5790.7.0 に対応しました
[UPDATE] システム条件を変更しました
macOS 13.4.1 以降
WebRTC SFU Sora 2023.1.0 以降
Xcode 14.3.1
Swift 5.8.1
CocoaPods 1.12.1 以降
[ADD] サイマルキャストを VP9 / AV1 で利用できるようにしました
[ADD] 接続時に転送フィルターを指定できるようにしました
Configuration
にforwardingFilter
を追加しました詳細は 転送フィルターの設定 をご確認ください
[ADD] 接続時に映像コーデックパラメーターを指定できるようにしました
Configuration
にvideoVp9Params
,videoAv1Params
,videoH264Params
を追加しました詳細は 映像コーデックパラメーターの設定 をご確認ください
2023.1.0¶
- 日時:
2023-04-07
- 対応 Sora:
2022.2.0
- 対応 iOS:
13.0 以降
- 対応 libwebrtc:
m112.5615.1.0
変更履歴¶
[UPDATE] WebRTC 112.5615.1.0 に対応しました
[UPDATE] システム条件を変更しました
macOS 13.3 以降
Xcode 14.3
Swift 5.8
WebRTC SFU Sora 2022.2.0 以降
[UPDATE]
CameraSettings
のResolution
にuhd2160p
,uhd3024p
を追加しました[ADD]
Configuration
にaudioStreamingLanguageCode
を追加しました[FIX] m107.5304.4.1 利用時、シグナリング時に EXEC_BAD_ACCESS が発生する事象を修正しました
RTCPeerConnection.offer()
に渡すブロック内でRTCPeerConnection.close()
を呼んでいるのが原因だと思われるため、 async/await を使って offer() の終了を待ってから close() するよう修正しましたRTCPeerConnection.offer()
の実行が非同期で行われるようになりましたが、NativePeerChannelFactory.createClientOfferSDP()
の用途では問題はありません