セットアップ¶
目次
システム条件¶
Sora iOS SDK を利用するアプリケーションの開発に必要なシステム条件を次に示します。
iOS 12.1 以降
アーキテクチャ arm64, x86_64 (シミュレーターの動作は未保証)
macOS 11.3 以降
Xcode 12.5
Swift 5.4
CocoaPods 1.10.1 以降 (Swift Package Manager を利用する場合は不要)
WebRTC SFU Sora 2021.2 以降
Xcode プロジェクトのセットアップ¶
概要¶
Sora iOS SDK は CocoaPods または Swift Package Manager を利用してアプリケーションに追加できます。
CocoaPods を利用する¶
Spec リポジトリを登録する (初回のみ)¶
Sora iOS SDK は専用の Spec リポジトリで配布しています。 CocoaPods を利用する際は、次の手順で Spec リポジトリをローカルの環境に登録してください。
Spec リポジトリをローカルの Spec リポジトリに登録します。
$ pod repo add sora-ios-sdk-specs https://github.com/shiguredo/sora-ios-sdk-specs.git
Spec のリストを更新します。
$ pod repo update
以上の操作が必要になるのは初回のみです。 プロジェクト生成のたびに実行する必要はありません。
Podfile を用意する¶
先頭に次の記述を追加します。 Sora iOS SDK の Spec リポジトリから検索するようにします。
source 'https://github.com/shiguredo/sora-ios-sdk-specs.git' source 'https://github.com/CocoaPods/Specs.git'
Sora iOS SDK を利用するターゲットに
pod 'Sora', VERSION
の形式でSora
ライブラリを追加します。以下に例を示します。source 'https://github.com/shiguredo/sora-ios-sdk-specs.git' source 'https://github.com/CocoaPods/Specs.git' platform :ios, '10.0' target 'SoraQuickStart' do use_frameworks! pod 'Sora', '2020.7' end
pod install
を実行してライブラリをインストールします。
Swift Package Manager を利用する¶
パッケージを追加する¶
Xcodeのメニューから[File]-[Add Packages...] を選択します
検索ボックスに https://github.com/shiguredo/sora-ios-sdk を入力します

利用するSDK のバージョンを選択して [Add Package]を選択します

Sora, WebRTC の両方を選択して [Add Package]を選択します

Info.plist ファイルを編集する¶
Info.plist ファイルにカメラとマイクの用途を記述します。 この記述を追加しないとアプリケーションが強制終了するので、必ず記述してください。
カメラの用途: "Privacy - Camera Usage Description"
マイクの用途: "Privacy - Microphone Usage Description"
設定例:
